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学生選手権の振り返り

こんにちは。名古屋工業大学二年の竹川です。
3/21・22の二日間にかけて行われた
第21回学生選手権の振り返りをしたいと思います。
 今回の振り返りはあまり書く気はありませんでしたが、某平野君に頼まれて書いています。そろそろ時給が欲しいです。
 個人戦1日目はは団体戦と同じく大阪商業大学で行われました。ベスト16以上になると
3/22も残って対局することが出来ます。なので、1日目の目標は2日目まで残ることでした。
 それでは、予選から振り返っていきたいと思います。

予選一回戦 VS中山氏(東京大学2年)

 相手は東大生ということで、あまり勝ったためしがないので、何としても弾みをつけたいところ。
 戦型は僕の右四間飛車に対して相手の四間美濃でした。



 後手が僕です。
ここで相手は▲6五歩と突いてきました。以下、△同歩▲3三角成△同銀▲7一角△5二飛車▲6五銀で先手良しが読み筋ですが、▲6五歩の瞬間△7七角成▲同桂△4四角▲6七飛まで決めてから
△6五歩と戻して後手が良くなりました。いつでも△6六歩が入るのが大きいです。

 こうして予選一回戦は快勝に。つづく予選二回戦の麻布高校二年の鈴木氏にも勝利し、
予選突破を決めました。

 どんどん行きましょう!!何しろ先は長いです。

本戦一回戦 シード
さすがの僕でも、相手が幽霊なら目を瞑っても勝てます。

 本戦二回戦 VS石川氏(東京大学3年)

 本日二度目の東大生です。
相手の方がバランス型の変則振り飛車。こちらは銀冠の対抗型となりました。
序盤で模様が良くなったものの、中盤の終わりくらいでミスが出てしまい、混戦となって迎えた終盤。



後手が僕です。
最終盤、ここから△6七銀成▲同金△6五桂▲同歩△6六銀で後手優勢となりました。
 この対局に勝ってベスト64です。
まだ道は長いですが、気合を入れていきましょう!

 次の相手は、名城大学の久野氏です。まさか大阪に来て当たるとは思いませんでした。中部の春個人戦で優勝しており、直近の中部オール個人戦では決勝で負けている相手です。
 よく考えたら大学入ってから勝ってないから勝ちたい!!

本戦3回戦 VS久野氏(名城大学4年)

 戦型は相手のノーマル三間飛車に対して僕の居飛車穴熊でした。
お互いに膠着状態のまま指し手が進んで下図に。
 



 ここから、▲2二歩△同角▲3三歩成△同角▲2二歩で技が決まりました。
以降も穴熊の遠さを生かして勝ちに。自陣に駒を埋められて圧敗するのだけは避けたかったので良かったです。
 あと一つ勝てば二日目突入です!
1日目最後の相手は神戸大学の名和くんです!知り合い続きではありますが、この瞬間だけは敵なので、負けられないことに変わりはありません。学生王将戦のベスト8になった時も当たっています。当たりすぎです。

本戦4回戦 VS名和氏(神戸大学3年)
戦型は横歩取り。オーソドックスな出だしから、名和氏が少し変化して迎えた下図


後手が僕です。以下、△7七角成▲同銀△2四桂から飛車をとりにいったのですが、感想戦で名和氏が▲6六角を指摘。以下、△7五歩に▲1五飛と浮けば、▲3三角成が残るので先手がむしろ良かったです。実戦は▲6八銀と引いたので、飛車を取れて後手が良くなりました。そのまま押し切って勝ち。

何とか2日目に残れたので素直によろこびました。名城大学の黒川君もベスト16に残っており、さすがでした。味方がいるのは心強いです。

  二日目の宿のことは何とかなるくらいにしか思ってなかったので、最後の対戦相手の名和氏の家に泊めてもらうことになったのは幸運でした。
 二日目は1日目と場所もかわり、新梅田研修センターで行われました。

本戦五回戦 VS千野氏(大阪商業大学一年)
相手の雁木に対して僕の右四間でした。学生王将戦の決勝で負けた形にあえて飛び込みました。早指しということだったのですが、僕はあまり気にならなかったです。



後手が僕です。ここで▲同銀右ならいい勝負が続いていました。
実戦は▲同角だったので、△同飛車▲同銀右△同角▲同銀▽3九角で後手優勢になりました。以下も押し切って勝ち。
 今大会は優勢になってからちゃんと押し切れている将棋が多い気がします。

本戦6回戦 VS野依氏(東京大学4年)
二度あることは・・・ということで東大生と三戦目です!
高校で選手権・竜王戦・新人王の三冠を獲得した銭本裕生氏を破って勝ちあがっている強豪。大会2日目の初戦で名城の黒川氏も破っているので、気が抜けない戦いが続きます。
戦型は角換わりのじっくりした将棋に。





先手が僕です。ここで▲2六角に相手が秒に追われて△1三馬。すかさず▲1四歩とたたき、△1二馬に▲1六香で先手優勢になりました。以降は押し切って勝ち。
 こうしてベスト4まで勝ち進めることが出来ました!

次の相手は、中川洸生氏。あの中川慧悟氏の弟さんに当たるわけです。今大会で一番の大勝負だと思いました。

準決勝 VS中川氏(岩手大学4年)
 やはり、強い人は風格があって、それだけで勝てないと思わせるのが上手です。それと、もう一つ僕の中で強い人の特徴は、序盤から丁寧に時間を使って読みを入れています。なので、序中盤で適当な手を指さないんです。
 本局は相手のノーマル中飛車の銀冠で、僕の居飛車穴熊でした。
序盤で模様良しとしながら、仕掛けた直後に悪手を指してしまい少し悪い形勢に。しかし、そのあと攻めのターンが回ってきて、駒を取りながら攻める展開となり、優勢に。しかし、自陣に駒を投入しすぎて駒不足となり、相手の入玉狙いが防ぎきれずにまた悪くしてしまいました。もう相入玉しか道はないと思い、こちらも入玉を目指して、もう何が何だか分からない状況になって迎えた局面図



先手が僕です。ここで何をされるか分からなかったのですが、次の手を指さずに投了されました。形勢に差はついていませんが、このままやっても不毛だと判断されたのでしょう。それにしても投了は驚きでした。

決勝 VS杉村氏(大阪経済法科大学2年)
 
 決勝の相手は、西日本学生将棋名人戦で2位になった杉村氏。
運命をかけた対局の戦型は相手のゴキ中に対してこちらの左美濃に。攻めを焦らされる展開となり、その後大きく駒損して大劣勢に立たされてしまいました。それでも、何とか決定打を与えずに攻め続けて迎えた下図



後手が僕です。
以下▲3九金△4七桂▲2九金△4八金に▲4九金が悪手となってしまい、すかさず△同金▲同銀△3九金で手ごたえを感じました。逆転には至っていないのですが、少し差が縮まった感触がありました。
 以下▲4八銀打△2九金▲同玉△3九金▲同銀△同桂成▲同玉△3七飛成でそうとう気持ちの悪い形となり、勝負形になりました。最後は相手が間違えてくれたので、必死をかけて勝つことができました。
 こうして、総勢約450人の頂点に昇り詰めることができました。勝った瞬間は、本当に自分が優勝したのかよく分からないような気分になりました。内容が悪かっただけに反省点も多いですが、また次回の大会までの研究課題にしておきたいと思います。
 また、今回の優勝は中部の皆さんが応援してくれたのも要因の一つかと思います。やはり、知った顔が近くにいるのは心強いです。ありがとうございました。
 それにしても、まさか優勝できるとは思っていなかったので、調子に乗って次の日スポッチャで遊んでたら、インフルエンザで星空合宿に行けませんでしたとさ。(ごめんなさい)

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名古屋工業大学将棋部のブログです。一応、部室のある部活です。
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